1学期の期末テストの結果が返ってきました。
テスト2週間以上前から対策に取り組んでいた中2の子どもの点数。9教科の合計点数を見て気絶しそうになりました。
そんな驚きの点数とは?
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450点です。
平均50点レベル。
中1の中間では5教科180点、平均36点。
その頃に比べると上昇したわけですが、去年は全く勉強しない状態でした。
しかし、今回は2週間も前から勉強していたのにその点しか取れなかったというのは由々しき事態。
将来が本当に心配です。
子どもの言い訳はこうです。
「勉強したところがテストに出なかった」
イヤイヤ、勉強のやり方が全く間違っていたのです。
うちの子は、恐ろしく時間のかかる、効率の悪いやり方で満足していたのです。
うちの子がテスト前にやっていたこと。それは、きれいなノートを作ることでした。
しかも9教科全部、きれいにノートを作りそれで一生懸命勉強したつもりになっていました。
ノートを作ることに専念していたら、時間がいくらあっても足りないし、テストの点数が上がるわけがありません。
テスト対策で大事なのは、問題集をやることです。
まず問題集に取り組み、間違えた問題を3回くらい自分で解けるまでやる。
ノートまとめは問題集でポイントをつかんでから時間があればやる程度で良いのに。
それは、以前から子どもにアドバイスしていたことです。
しかし、親の言うことは全く聞き入れず我流に走っていました。
旦那は、中学2年生で9教科で450点という結果を深刻に捉え、進学塾のようなところを探しておくように言いました。
このレベルだと近郊の公立高校の入学はムリです。
私も必死に塾を調べてみました。
塾の費用はびっくりするくらい高く、最後の手段しか残っていません。
それは、私が子どもの勉強を見ることです。
実際、先日から数学は中1のドリルを毎朝5分間やっています。
欲を出してもっと別のことも取り組みたいけど、とりあえず「毎日問題集を解く」という習慣をつけて、テスト脳を作ることに専念しています。
テスト脳は、脳の特殊な回路だと考えています。
この回路を作り、鍛え上げることでテストの点が取れるようになります。
テスト脳を鍛えて点数が上げたところで頭が良くなるわけではありません。
しかし、現在の義務教育では、この回路を鍛え上げることがマストなのです。
「学歴社会なんて古い」
という考えもあるかもしれませんが、何かの特殊な才能やリーダーシップを取れる手腕などがなければ、学歴くらいしかしがみつくところがない、というのが現実なのです。
主人は点数を取れない子どもに、「こんな点数じゃ話にならない」とこっぴどく説教していましたが、子どもの反発を買うだけでした。
頑張ったけどテストの点数が取れなかった。
これは気の毒です。
しかし、もっと謙虚に自分の間違いを認めて親のアドバイスくらい聞いても良いのではないかと子どもには言っておきました。
今は、この本を買ってどうやって点数を取るための勉強をさせるか作戦を練っているところです。
「中学生の勉強法」という本があったのですが、子どもが学校に持っていったようで手元にありません。
今の時代、内申点も受験に関わるのでこれ以上悪い点を取り続けていると、高校も選べません。
今年の夏が、子どもの将来を決める勝負どころだと思っています。