キッチンカウンターのあるダイニングを使っていますが、暮らしにくさにようやく気づき、ダイニングテーブルの配置を見直しました。
配置を変えることで、なぜ失敗したのかにようやく気づき、その最大の原因をご紹介します。
またビフォーアフターも公開します。
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キッチンカウンターとダイニングテーブルの配置に失敗。最大の原因とは?
先日までのわが家のダイニングの状況です。
この状況については、ブログの記事でもご紹介しました。こちらの記事です。よろしかったらご覧ください。⇒狭いダイニング・リビングのレイアウトに失敗。改善点とは? - シンプルライフ物語
キッチンカウンターの下を収納にしているため、狭いスペースが更に狭くなり、暮らしにくくなっています。
キッチンカウンターの下を収納にしたのは、マンションのモデルルームなどの写真をマネしただけです。ここに収納があればスッキリ片づくのだろうという安易な発想でした。
しかし、キッチンカウンターの下に収納を置くことで、キッチンカウンターの上が物置状態になり、キッチンで作った料理をダイニングテーブルにスムーズに運ぶという動線が活かされなくなりました。
この配置に失敗した最大の原因は、
「どうしたら片づくのか?」
「どこに何を置けばスッキリするのか?」
という物を中心にした考え方をしていたせいだと気づきました。
レイアウトの失敗も物で解決する?
レイアウトの失敗に気づいたときに私が考えたのは、
「ダイニングテーブルを小さいサイズの物にしたら解決する」
と言うことでした。
そこで、わが家の狭いダイニングスペースに合うテーブルを探しておりましたが、近い将来引っ越す予定があるため、わざわざこの賃貸マンションに合うテーブルを購入する必要があるのだろうか?というのも悩みどころでした。
しかし、ここで私は、自分が暮らしにくさの解決策を「物」で補おうと考えていました。
相変わらずの、物中心の考え方だったのです。
物中心の考え方をしている時は、
「家族がどうしたら暮らしやすいだろう?」
という発想はありませんでした。
「スッキリ片づいたスペースであれば、家族は暮らしやすいだろう」と考え、あくまでも物を先に考えていたのです。
この物を先に考える、物を中心に考えるという発想が最大の失敗の原因でした。
家族が暮らしやすい配置とは?
レイアウトを決める前に、まず最初に考えなくてはいけなかったのは、
「家族がどうしたら暮らしやすいスペースになるのか?」
と言うことでした。
そのために、
「どうしたら元々備え付けてある、キッチンカウンターを活かした動線を作れるのか?」
を真っ先に考えるべきでした。
そういった考え方をベースに変更したレイアウトは、ダイニングテーブルをカウンターテーブルの下にくっつけることで、実際にやってみました。
キッチンカウンターとダイニングテーブルを配置変えしたビフォーアフター
カウンター下の収納を別の場所に移動することで、キッチンカウンターのすぐ真下にダイニングテーブルが来ました。
この配置にすることで、キッチンで作ったお料理をそのままダイニングテーブルに運べるし、ダイニングテーブルで食べたものをキッチンカウンターに乗せることで、キッチンまで運ぶ手間が省けました。
ビフォーと比較してみます。
この配置にして、更に良かったことは、これまで、リビングの窓のすぐ前にダイニングテーブルが配置されていたせいで、カーテンや窓を開けられなかったのが、
※以前の配置
窓やカーテンを開けられるようになり、ふんわりとした風と光がダイニングに差し込んで来たのです。
光と風と家族が一体となった空間ができあがりました。
ダイニングの内覧会を開催中です。⇒WEB内覧会*ダイニング
ダイニングは、物や収納を中心に考えるのではなく、家族の暮らしやすさを中心に考えよう
ダイニングというスペースについて、物を中心に考えすぎていたために、何年も(引っ越してから7年ほど)窮屈な空間で過ごしていました。
ダイニングやリビングは、家族が集まる場所で、それと同時に物も集まりやすい場所になります。
その物を収納するという発想から抜け出せなくて、家族の暮らしを無視してしまっていました。
ダイニングは、家族が食事をして、しゃべる場所です。
理想はダイニングレストランのような空間を保つこと。片づけの極みは、人を中心とした空間を作ることなんですね。
遅ればせながらようやく気づきました。