インフルエンザA型を発症して4日目になりました。
未だに熱は下がらず、鼻水と口の乾きと戦っています。ここ最近、熱が上がるということがなかったので、その感覚を忘れていましたが、38度とか39度になると、とにかく寒いんですね。
肩の辺りから氷が忍び込んできているのではないかというくらい、寒い。どんなに分厚い布団や毛布を何枚も重ねてかけても、ストーブをガンガンにかけても身体の芯から寒さがやってくるから、温まる感じがしません。
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インフルエンザの発症から今までの経過
個人差があるので、全く同じような症状になるとは思いませんが、私の場合、まずくしゃみから来ました。やたら鼻がムズムズしてくしゃみが出ました。
それから2~3日後です。体中に寒気が走り、一晩寝ても寒気は引かず、食欲もない。熱を測ったら39度くらいあったので慌てて病院に駆け込んだところインフルエンザだと診断されました。
今、インフルエンザの薬は2種類あって、5日間服用するタミフルと、1回だけ服用するイナビルというものがあるらしく、医者からどちらの薬が良いか聞かれたので、私は一回で済む方を選びました。
イナビルは、飲む薬ではなくて、吸い込む薬です。実際服用してみて「え?これだけ」という感じでした。
お菓子が入っているみたいなカプセルを2回に渡って吸い込むだけです。
それでも、寒気、鼻水と口の渇きは収まりません。鼻水を出すと口の中が乾き、水を飲みたくなります。最初の数日は、水を飲む度に起き上がり、口の中に水を注いでいました。
しかし、それだけだと口の中の乾いた状態が続いてしまい、私の場合虫歯を増やす原因になってしまいます。なので、できるだけ口の中は潤った状態にキープして起きたいと思うようになりました。寝ながらでも口の中に水を注ぎ込めるものがあったら、、、と思ったのです。
ストロー付きの水筒があれば、ありがたかったのですが、断捨離しました。
100均で売っている、ペットボトルの蓋にストローが付いたものも断捨離しました。
それでも何かあるぞと探したところ、このような物が見つかりました。
断捨離しようと思ったのですが、取っておいたものです。
実査に水を入れて、寝ながら水分補給をしたところ、バッチリ。
これがあったお陰で、いちいち布団から起き上がって水分補給する必要がなくなりました。小まめに水分を口の中に入れるので口の中の潤った状態をキープできるようになったのです。
この存在に助けられたと言った感じです。
病院で米津玄師と遭遇する?
それでも食欲は全くありません。3日ほど何も食べていません。昨晩、仕事から帰ってきた主人が私の顔を見て、「お前、顔色悪い」「唇もむらさきだし」「歯茎の色も変だ」と言うのです。
私は、寒さと、鼻水と口の渇きと戦っているだけだったのですが、主人からしてみたら、とても恐ろしい姿になっていたようなのです。
3日くらい何も食べていないことを知ると、「点滴を打ってもらおう、点滴を打てば楽になるぞ」と言ってくれ、夜間外来を受け付けている病院を探し連れて行ってもらいました。
その病院で、待たされること30分くらい。目の前の扉が開いて私の名前が呼ばれました。はっとして声のする方を見ると、米津玄師によく似た医師が立っていたのです。
背が高くて、温厚な感じのその医師に招かれて診察室へ入っていきました。
椅子に座ると、その医師の名札が目に飛び込んできて更にびっくり。
「米津」と書いてあるではありませんか!
夢か現実か分からなくなっていました。
診察室には、主人も同席しており、「女房が3日間何も食べていないので点滴を打ってもらえますか?」と頼むと、米津医師は「点滴はスポーツドリンクを飲むのと変わらない」と言ってくれました。主人は自分が点滴を打って元気に回復した経験があるので、「それでも、ずいぶん違いますから」と押し切り、私は点滴を打ってもらうことになったのでした。
点滴の効果をイマイチ実感できず
点滴は50分くらいかかりました。右の腕の血管に針を刺すので、非常に痛かったです。だんだん元気になっていくのかな?と期待しましたが点滴終了後もその効果をイマイチ実感できず帰りました。
主人に、点滴打ってずいぶん身体がマシになっただろう?
と、聞かれたので、私はバカ正直に「イマイチよく分からなかった」と答えたら、主人は機嫌を損ねてしまいました。
「お前には、感謝とかそういう気持が全くない」と。
そう言えば、点滴を打ってもらったら、うどんが食べたくなっていたよな、食欲がでた分、少し元気になっていたのかも。
体調が悪いときは自分のことしか見えないから申し訳なかったなと思いました。
親しき仲にも礼儀ありです。