シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

【断捨離】なぜ、いらないものをもらってしまうのか?不用な頂き物を処分する

実家に帰省して1番困るのは、母がいらないものを、あれやこれやと持ってくることです。

先日の帰省時も、帰ってすぐに、母が「そうだ、忘れないうちに」と言って席を立ったかと思ったら、イオンのレジ袋に何か入ったものを持ってきました。

「お前にちょうど良いと思って取っておいたのだよね」
そう言ってそのイオンのレジ袋から取り出したのは、真っ赤セーター。しかも全然暖かそうじゃない。逆に、体温を奪われそう。

「薄いから今は着ないと思うけど、春先とはどう?」
私もはっきり断れば良いのに、そのセーターを手にとってみました。合成繊維で、固い糸でキツく編み込まれた生地は肌触りも悪く、正直着る気になれませんでした。

母は、それ以外にも、「これも、どう?」なんて別の服を取り出す。
明らかに着丈が短い薄手のセーター。
これも合成繊維で、機械で編んだタイプだから、触った感じも冷たい。

絶対に着ないタイプ。今なら速攻で断捨離行きだ。

私が「自分で着れば良いのに」と言うと、母はつかさず「若い人向けだから」なんて言う。


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何で買ったんだろう?
私の好みも聞かないで。

多分、うちの子だったら激しく怒ると思う。

「うちの好みも聞かないで」と。

母の好みを一方的に押しつけられて、私が我慢するという、私と母の長年の関係が、結婚したあともずっと続いています。

もう、こんな関係辞めたい。

それからもう一つ。

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年末に義理の母から野菜を送られたときにこのようなタオルが無造作に入っていました。


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ジュニア用のバスタオルです。
売り場に吊してあったのでしょうか?引っ掛けるところまで付いてます。

わざわざ購入したようです。

わが家には、このようなタオルに喜ぶジュニアはいないし、それでなくともタオルが多すぎて困っているのに。

タオルについて困っている記事はこちらで紹介しております。⇒なぜ、古いタオルを捨てられないのか?わが家の驚きの問題点に気づく - シンプルライフ物語

子どもに「これ、使う?」と聞いてみたら、「さすがに使えないよ」と拒否していました。

しれっとして送られてくること自体になんだか腹立たしくなります。

なぜ、わが家は、不用なものが集まりやすいのか?

必要なものなら、どんどん家にやってきても良いのに、不用なものをたくさん押しつけられているような感じは、とても不愉快です。

断捨離や片づけをする前なら、「どっかに仕舞っておこう」「いずれ使うでしょう」という感覚で、タンスの奥にでも仕舞い込んでいましたが、もうそんなことはやりたくありません。

せっかく厳選されたものだけに絞り込んできているのに、自分の基準に合わないものをタンスに押し込んでしまったら、これまでの努力はどうなってしまうのだろう?と思うのです。

もう、なし崩し的に、母や義理の母の都合を押しつけらるのはゴメン…

私がこれまで、無抵抗にものをホイホイともらっていたばかりに、母や義理の母も気楽に送ってくるのでしょう。

どこかで「要りません」ときっぱり断って、お互いの関係性を改善しない限りは、このままの状態をズルズルと続けていってしまうだけに。

きっぱりと断ってしまえたら、どんなに楽かと思うのですが、それは、なかなかできません。

ここに来て波風を立てることもやりたくないのです。

いらないものをもらってしまった時の新ルール

親子関係を変えてまで、不用なものをもらうこことにまだ抵抗があるヤワな私は、あくまで自分の中で解決するための新ルールを決めました。

それが、次の3つです。

1.「ありがとう」と言ってもらう
2.処分方法を考える
3.一刻も早く処分する


1.「ありがとう」と言ってもらう

いらないものでも、「ありがとう」と言ってもらっておきます。
「いらないからあげる」という極端な例でも無い限りは、私やわが家のことを何かしら考えて、そのものを選んでくれたはずです。

そのものよりも、その気持ちをありがたく受け止めて置くべきだと思いました。

どんなに自分の好みに合わないものでも、そのものを選んでくれた母や義理の母の気持ちに敬意を払います。

2.処分方法を考える

気持はありがたく頂くことができたので、頂いたものに関しては、こちらの裁量で、何かしらの処分をします。

処分方法は、

ゴミに出す

寄付する、あげる

売る 

になります。

身近にもらってくれる人がいなければ、寄付するのが1番妥当そうです。

さすがにゴミにする勇気ありません。

3.一刻も早く処分する

処分方法が決まったら一刻も早く処分します。その間、タンスの中などに入れてはいけません。

不用品ボックスなどあれば、そちらに保管しておくのが良いですね。

今後は、不用品ボックスを準備ししておいて、不用なものはどんどんこの中に入れてしまおうかと思います。

人に何かをプレゼントするときは、その人の好みを聞こう

他人に何かをプレゼントすることがある場合、例え自分の子どもであっても、プレゼントを受け取る人の好みは聞いておくべきだと思いました。

町田貞子さんは、80を過ぎてから自分の娘さんに「ストールのお土産を買ってくるから、好みを教えて」と聞かれたときに「あなたに似合うものを買って来なさい」と答えたそうです。

町田さんは、ご自身が亡くなった後も、娘さんがそれを着用することまで考えていたのです。

受け取ったものの行く末を見定めてものを受け取り、贈る。

例え親子であっても、こんな関係を築いていけなら良いなと思いました。

私と母の関係は、もうあきらめていますが……

お題「どうしても言いたい!」