シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

実家の片づけは大変!断捨離する気のない親の家を片づける最初の一歩とは?

ただ今、実家に帰省しております。
この機会に、いつも気になっていた実家の片づけを行おうと思っておりました。
私の実家は、祖父の代に建てられ築60年ほど経過した古い一軒家です。
更に、祖父のもっと前の世代からこの土地に住んでいるので、100年以上前からあります。
農作業の道具は、おそらく祖父のもっと前の世代が使っていたとおぼしきものもまだ納屋に残っていて、まるで博物館状態です。
このような状態の実家の片づけは、私1人で、しかも年に2回程度しか帰らないのでは、いつまでも終わるわけがありませんし、とても大変です。

私はどうするつもりなのか?

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大変な実家の片づけ、その現状とは?

私の母親は、片づけが好きで、昔から不要なものは捨て、ちょこちょこ片づけていました。

なので、部屋は、どこもこざっぱりしています。


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ただ、問題なのはものが多いことです。

家屋と同じ敷地内に、納屋が2軒。
家屋は2階建てで、私が子供の頃何度か増築し、部屋が13室にもなりました。

現在、実家に住んでいるのは、両親と弟の3人ですが、食器類や布団などは「来客用」のものが多くを占めています。


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来客用の布団は、数えたら10組ありました。

実家に、大勢の人が泊まったのは、祖父母が亡くなったとき。遠くに住んでいた親戚たちがやってきて、布団が足りなくなるほどでした。

それも、10年以上前の出来事です。

今後、来客用の布団が必要になるとしたら、両親が亡くなった時。

それまではまだ所有しておいた方が良いのかも知れません。

部屋数が多いし、収納場所もたくさんあるので、「捨てる」必要がなく、新しいものは際限なく増えています。

父は、テレビショッピング番組を見るのが好きですから、帰省するたびに新しいものが置かれています。使っていない健康器具などもたくさんありますから、私が「使ってないのなら捨てたら?」と言うと、父はムキになって反論してくるのです。


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「ダメだ、そのうち使うから」

父はものを捨てられないタイプの人間です。

なぜ、私が実家の片づけをしなければいけないと思っているのか?

私は高校卒業と同時に実家を離れ、更に嫁に出ましたので、既に実家の家の者ではありません。

しかし、なぜ私が片づけを焦るのは、両親の健康問題です。

母は、昨年、悪性リンパ腫と診断され、抗がん剤の治療で1ヶ月ほど入院。退院した後、体力が驚くほど落ちて、ほうきで床を掃くのも「疲れた」と休み休みやっているのです。

父は、掃除など一切やらない人ですから、母が何もできないようになったら、家が荒れ放題になるのは明らか。

両親と同居している未婚の弟は、結婚するつもりはないようですし、弟が実家の片づけを率先して行うのは期待できません。

私も体力が衰えいますから、実家の片づけをできるのはあと10年くらいだと考えています。

となると、今からでもできることを少しでもやっておかないといけないと思うようになったのです。

実家の片づけは、まずは自分のものから断捨離しよう!

「ものが多い」と、そこに住んでもいない私が言うのは両親の気分を損ねます。

だからといって、これまでのように何も言わずに見て見ぬふりをしていると、今後もものは増え続け、最終的に自分の首を絞めることになるはず。

なので、今が最後の片付けの初め時です。

両親の機嫌を損ねないように片づけを始めるには、まずは自分のものから断捨離していこうと思いました。
実家のものが多いのは、実は私のせいでもあります。

それは、1人暮らしをしていた頃に不用になったものを、実家に送っていた時期があったのです。

「保管しておいて」と言って、捨てるには忍びないものを実家に送りつけて、送った本人は何を送ったのかすら忘れていたということがありました。

「私のもの、片づけるから」

母に言ったら、喜んでいました。

ひとまず、片付けの最初の一歩は大成功。

明日から実家の片づけ、いよいよ始めます。