汚部屋だった時代。
節約を頑張っているつもりでも、家計は火の車でした。
昨年、こんまりさんの片づけ祭りをたった一人で開催。家が片づくようになりました。
気づくと、赤字だった家計にも余裕が出てきたように思います。
その理由について、漠然としか理解できなかったのですが、サンキュ!2019年10月号の特集記事で、その謎が解けました。
マネーコンサルタントの市居愛さんと空間心理カウンセラーの伊藤勇司さんが、片づけるとお金が貯まる仕組みとプロセスについて分かりやすく紹介しています。
その記事を読んで、もの凄くためになり、尚且つ、今、自分自身がどの段階にいるのかを把握できました。
今後、わが家は具体的にどのようにしていけば良いのかも分かりましたので、わが家の事例とともにご紹介いたします。
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片づけるとお金が貯まる仕組みとプロセスとは?
サンキュ!2019年10月号の記事によると、片づくプロセスは次の5つの段階があるようです。
汚部屋で赤字家計から、スッキリ片づいた貯金家計になるためのプロセスは次の5ステップです。
- ステップ1.物欲まみれ期
- ステップ2.物捨て目覚め期
- ステップ3.スッキリ感、味わい期
- ステップ4.物の適量の分かる期
- ステップ5.物選び・お金使い成熟期
引用元:「サンキュ!」2019年10月号
わが家の事例から大まかなプロセスを見ていきます。
ステップ1.物欲まみれ期
この時期は、汚部屋まっただ中でした。
物置部屋のようなガラクタを詰め込んだ部屋がありました。家計は、常に赤字。
お金の管理が面倒くさくて、レシートを貼るだけの家計簿にレシートを貼るだけで終了。今思えば、気休めの家計管理をしていました。
お金の使い方を顧みることなどありませんでしたから、何がムダなのかを把握できませんでした。
沈みゆく泥船に乗って、漂っている感じでした。
家の中にいるとごちゃごちゃしているし、不安で落ち着かないので、休日はレジャーにでかけたり、カフェで過ごしたりしていました。
その結果、レジャー費と外食費がすごいことになっていました。
具体的には、レジャー費と外食費だけで、毎月5万円くらい出費していました。
ステップ2.物捨て目覚め期
片づけや断捨離ブームが遅ればせながらやって来た時期です。
家中の物を1ヶ所に集めて、要る物と要らない物を分けて、物を捨てまくりました。
ここで、どれだけ自分がムダな出費をしていたのかが痛いほど分かりました。
お金の使い方を見直す時期でもありました。
ステップ3.スッキリ感、味わい期
家の中がスッキリ片づいてくると、家にいることが心地良くなってきました。
これまで、カフェなど外出先でしか落ち着かなかったのが、家の中でもくつろげるので、外出する必要がなくなりました。
その結果、レジャー費や外食費が激減。毎月最低5万円くらいは使っていたのに、数千円も使わなくなっていました。
ステップ4.物の適量の分かる期
今は、わが家に必要な物の量を測っている段階です。
物の量が減ったので、どこに何があるかが把握しやすくなりました。
私は、今わが家には、何がどれだけあるのかを記録している最中です。
そして、家族にとっての必要最小限の量はどれくらいなのかを調べています。
どうやって調べているのかというと、食材や日用品などは、どれ位の量をどれくらいの期間で使い切るかを記録しています。
ここまで来て、ムダ使いや買いすぎることがなくなり、予算を守れるようになりました。
ステップ5.物選び・お金使い成熟期
ここから先は未知の世界ですが、何がムダで何が必要なのかを分かってくるので、お金を使うのに迷いがなくなるそうです。
他人と比べたり、見栄を張り合ったり、衝動買いで物を買うことがなくなります。
物の見極め力が高まり、お金が自然と残り、貯まっていくようになります。
本当に必要な物・好きな物に囲まれて毎日が快適になります。
よそのお宅をこっそりのぞき見できます。⇒みんなのWeb内覧会
気になるワークスペース、みんなはどうしている?⇒WEB内覧会*ワークスペース
ゴールは、頑張らなくとも、家が整い、貯まる家計になること
これまでは、頑張って物を減らしたり、お金を節約したりしてきました。
経験上、自分にムリを強いると、気を抜いた瞬間にリバウンドして、またゼロからやり直すか、もっと酷い状態になるように思います。
しばらくして、「よし、また頑張るぞ」と物を捨て、お金の節約を頑張ってギュウギュウの家計になり、気が緩んで。。。
完全に、負のスパイラルですね。
しかし、片づけのプロセスをしっかりと踏まえると、無理なく家の中が片づき、お金も貯まっていくと確信しています。
何事も一瞬で変わることはありません。
一気に物を捨てて、一瞬だけ片づいても、管理能力や買い物の癖、ムダ遣いしてしまう習慣を改めないと、元に戻ってしまいます。
面倒なようだけど、いくつかのプロセスを経て、気づいたら、ずっと憧れていた状態に到達できていた、という感じなのかもしれません。
山登りにも似ているかもしれませんね。
プロセスをしっかり踏んで、習慣化していけば、片づけと節約地獄からも卒業できます。
そして、本当の意味で、ゆとりある豊かな暮らしが手に入るのではないのでしょうか?