シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

断捨離できない紙類(雑誌や資料)は、使いやすい形にして処分。その具体的な方法とは?

年末の大掃除と断捨離を3日で終わらせるプロジェクト、通称「弾丸ツアー」を続行中です。詳細はこちらの記事です⇒年末の大掃除と断捨離を3日で終わらせるプロジェクトをスタート! - シンプルライフ物語

初日は断捨離。特に「捨てる、捨てる」と言いながら捨てられない紙類処分に取り掛かっております。

興味あるものに関して、知識や情報を集めた紙類(雑誌や資料)ほどやっかいなものはありません。

一応分類してファイリングして整理したものの、それっきり。

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まったく知識や情報を活用できていませんでした。

その理由が、

  • 使いにくい
  • 何が入っているのか不明

など。

ものの断捨離であれば、とっくに処分しているのに、知識や情報は、ものとして処分しても、また集めてきます。

「興味」という目に見えないものを処分しない限り、同じことの繰り返しなのですね。

そんな悩みにメスを入れ、紙類を使える形に残して、処分しました。
その具体的な方法をご紹介します。

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 紙類(雑誌や資料)の断捨離は、ものの扱いとは違う

私が興味関心あることは、生活の質の向上のためのものがほとんど。
「片づけ」以外にも「投資」などがあり、セミナーに参加したときにもらった資料や雑誌などを分類してファイリングしています。

いっけん片づいているように見えますが、これが問題なのです。

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そのファイリング中に「思考整理」と分類されたものもあります。


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この中は、「思考整理」や「情報整理」に関係する情報を集めて保管していました。


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しかし、整理されているだけで、全く見ておりませんので、その情報が活かされることなく停滞した状態になっておりました。

改めて開いて見たら、まさに今、悩んでいるものの答えが書かれた雑誌を発見。


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「日経アソシエ」2017年4月号とありますから1年半以上前から放置されていたことになります。

この雑誌には、

「雑誌や書類、ネットの情報以外にも、本の情報をどうやって活用するか?」

が紹介されていました。

紙類の処分は、情報整理がカギ。プロが行う情報活用術とは?

情報を扱って仕事をするプロたちは、その活用のやり方がとても参考になります。

この雑誌には、出版マーケティングコンサルタントの土井英司さんのやり方が紹介されていました。
土井さんは、片づけのカリスマ、こんまりさんこと近藤麻理恵さんを発掘し、出版デビューをプロデュース。
出版した本は、またたく間にミリオンセラーとなり、こんまりさんは、世界を舞台に大活躍されています。

土井さんは、情報は雑誌から収集することが多く、気になる箇所は赤線を引いて活用しているようです。

赤線を引いた部分を具体的にどのように活用されているかというと、

記事の中(赤線で引いた部分)に出てきたキーワードを覚える
新聞でその企業の最新情報をアップデートする
記事の中で興味をもった事柄をネットなどで調べる
自分自身の仕事に役立てられる部分はどこかと言う視点で考える

参照元:「日経アソシエ 2017年4月号」

のだそうです。

更に、この雑誌には、土井さんの活用方法を応用した「雑誌メモ」の作り方まで紹介されていました。

具体的には、

①雑誌名
②記事タイトル
③赤線の引用を転写
④キーワード
⑤新聞で調べた情報
⑥調べたことの関連情報
⑦その部分について考えたこと、自分や自社で生かせそうなポイント

これらの7項目を「雑誌メモ」として残し、その雑誌は処分すれば余計なゴミ類は溜まりませんね。

ファイリングされた「紙類」を使える形にする

土井さんのやり方を参考にして私が実際に行ったのは、

興味ある分野をメモするノートを用意する
目次をつける
重要部分をかき出す

具体的にやったことは、

興味ある分野をメモするノートを用意する

ファイルケースの中にある紙類の情報を、1冊のノートにまとめておくことにしました。

興味ある分野ごとにノートを作れば良いのですが、それではノートがあっちこっちに行ってしまうので、1冊のバインダーを用意。


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興味ある分野ごとに仕切りを入れました。


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目次をつける

分類した情報には、目次をつけて、何が入っているかを一覧で分かるようにしました。


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重要部分を書き出す

中身は、重要部分の書き出しをしました。

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紙をそのまま貼り付けたページもあります。

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これらの作業を行っていくと、これまで捨てられなかった紙類でも不用なものが出てきました。

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 二つ分のケースが空に!

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紙類はレシピ本をお手本に断捨離しよう

興味ある分野を集めた紙類(雑誌や資料)は、レシピ本のようなものだと思いました。
レシピ本は、料理を作る手順が書かれており、料理を作って覚えれば後は不用になります。

一方、興味ある分野を集めた紙類は、使える手順がまで書かれておりません。どのような料理になるかも、使う人によってそれぞれ違います。

そのため、これらの情報は自分で使える形にしないと、保管されたまま活用されることなく、永遠に処分できません。

たとえ処分したとしても、興味という気持まで処分できませんから、また同じようなものを集めてしまうのですね。

情報や知識の活用に関しては、まだまだ模索中。

やりながら、また更に良いものを見つけていきたいなと思いました。

 

ちなみに、重要書類の片づけはこちらの記事で紹介しております。

突然私が死んでも慌てない、重要書類の片づけは、紙1枚で管理する! - シンプルライフ物語

aouei.hatenablog.jp

初日はここまで処分しました。

ビフォー&アフター

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まだまだ続きます。