今年も断捨離を本格的にスタートしました。
まずは、ウォーミングアップとして、押入のクローゼットなど見えない収納から始めてみることに。
死角にあったものなので、ほとんどあることすら忘れており、不用品決定です。
しかし、処分に困るものが1点出てきました。
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見えない収納場所から断捨離を開始!不用品だらけだった!
押入クローゼットの中をゴソゴソとしていると、もう使うことはないだろうと思われるバックが出てきました。
このバックは、ノーブランドですが本革製です。働いていたときの仕事の小道具として活躍してくれました。その後も、冠婚葬祭や入学式、卒業式などの格式ばったセレモニーの時に、礼服などと合わせて使用。
捨てる前に、中身を確認したところ、御朱印帳とパスポートが出てきました。
御朱印帳には、平成21年9月27日と記されて、猿田彦神社や内宮外宮などの御朱印が押されています。
伊勢神宮に参拝したときに購入した物で、スタンプラリーみたいに他の神社でも集めようと思っていました。
しかし、神社に参ることはあっても、この御朱印帳はいつも忘れて御朱印の機会を逃すことに。別のものを買おうにも、持っていると言う意識が働いて他のものを買わずにおりました。
ところで、平成21年と言えば、世界を震撼させたあの、東日本大震災が起きた年の2年前。
実は、この2年後に、この震災をきっかけに、世の中が良い方向に向かって欲しいという気持を込めて、夜明け前に家を出て、電車を乗り継ぎ、友人と2人でお祈りしに行きました。
うちの実家の父はこの震災で一命を取り留めた1人です。当時、志津川という場所で働いて、大きな揺れと津波に遭遇しました。
当時、志津川役場から女性の声で「避難して下さい、津波が来ます」「避難して下さい、津波が来ます」と連呼するアナウンスが流れ、高台に避難したと言います。父は、そのアナウンスを聞きながら、その女性こそ、一刻も早く避難した方が良いのでは?と思っていたそうです。
今年の正月、志津川のさんさん商店街に出かけたときに、街を一望した写真です。
震災前の街の面影は全くなく、志津川の役場があった場所は骨組みだけが寒々とした爪痕を残していました。
あの場所で、必死にアナウンスしていた、遠藤未希さんのご冥福を、改めてお祈りいたします。
平成も終わりになりますが、自然災害は、どんな時代でも起きます。ただ、その時に全ての人たちが助かるシステムがあったら良いのにと思いました。
この御朱印帳が出てきたのを機会に、各地の神社巡りを再開して、祈り続けていこうと思いました。
処分に困る、他人のパスポートを所有した場合、どうしたら良いのか?
ところで、もう一つのパスポートは、私の物ではありません。
当時働いていた会社の女性上司のものです、その時に既に有効期限が切れており、なぜか私が預かってしまいました。
会社を辞めてから、その女性上司と連絡が取れず、パスポートの処分にも困り、ずっと保留にしたまま、バックの中に入れていたのでした。
勝手に廃棄するわけにもいきませんので、処分方法を調べて、必要ならば役所などに出向かないといけないかもしれません。面倒ですが。。。
使いにくい部分に入っている収納の中身を捨てる
このカラーボックスは、両扉式の押入クローゼットの左端にあります。
折りたたみの扉が邪魔で、端の方は使いづらく、このカラーボックスもゆくゆくは処分の対象です。
この中には、ファイルケースなどストック品がぎっしり入っています。紙類の整理収納に困り、このようなファイルケースを集めていました。
ところが、このファイルケースは、「保管」には適しますが、「使う」となると、全く不便。このファイルケースに入れた物は、二度と目を通さないというジンクスができるほどです。
年末に、大量の紙類を捨ててしまいましたから、取っておいても使うことはないでしょう。その時のようすはこちらの記事で紹介しております。⇒断捨離できない紙類(雑誌や資料)は、使いやすい形にして処分。その具体的な方法とは? - シンプルライフ物語
断捨離は死角になっている収納から着手してみよう!
断捨離のスタートに決まりはありませんが、見えない収納場所から着手してみると、サクサク進みました。
収納について、ずっと考えてトライアンドエラーを繰り返してきましたが、仕舞って終わりの収納はもう卒業しようと思います。
特に、死角のスペースに収納スペースを作り、物を隠すような収納は、物をなくし、ムダな物を増やす要因にもなります。
全ての見えない場所の断捨離を、今後は進めて行き一気に物を減らしていきます。
「収納は、物を隠す場所ではない」ということにようやく気づいたのでした。