シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

片づけに始まり、心にたどり着く、整理収納ベーシックコーチを受講した理由とは?

整理収納ベーシックコーチ2級の認定証が届きました。


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整理収納ベーシックコーチとは、

コーチとしてのあり方とコーチングスキルを生かしてお客さまの「心」や「考え」を整理収納する人

(引用元:ハウスキーピング協会認定「整理収納ベーシックコーチ」)

と、テキストに記載されています。

整理収納ベーシックコーチ2級は、講座を一日受講すれば認定されます。ただし、受講する条件があり、ハウスキーピング協会の整理収納アドバイザー1級または1次試験合格者のみ。

私は、整理収納アドバイザーの1級の1次試験合格者で、1級の資格はまだありません。

整理収納の仕事をする予定もない私がこの講座を受講した理由は、、、

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整理収納ベーシックコーチの講座を受講した理由とは?

この講座を受講した理由は、子育ての悩みからです。

この春から中3になる子どもとのコミュニケーションが、非常にまずい状況になっています。

自分の好きなことばかり優先して時間にルーズな子どもにイライラして、ついガミガミと言い、益々子どもの反感を買っています。

その結果、子どもは

  • 嘘をつく
  • 無気力になってダラダラ時間を過ごす
  • 目の前の大事なことから逃げる

などのことが続くようになってきました。

当然成績はとてつもなく悪く、このままでは、高校も行くところありません(T_T)

勉強がダメなら、手に職などの道を見つけて頑張ってもらいたいのですが、何事も中途半端。

彼女の口から出る言葉は、「どうせ」「こんなことしたって」というものばかり。完全に負け癖が染みついてしまいました。

私の育て方、子どもとの関わり方が完全に間違っていました。

それで、時すでに遅しと焦る中で、コーチングの本などを読んで学び直しています。

そのような中、整理収納アドバイザーのサイトで目にとまった講座が、整理収納ベーシックコーチだったのです。

整理収納ベーシックコーチを受講してどうだったか?

たった1日でしたが、たくさんの収穫がありました。

コーチとして「あり方」についての学び

まず、冒頭でもお伝えした「あり方」は、日常生活あらゆる対人シーンで活用できるなと思いました。この「あり方」を忘れてしまうとつまらないトラブルを引き起こしてしまう可能性あります。

そして何よりも、私はこれまで、子どもに対してこの「あり方」をすっ飛ばしていました。

「私は、母親だから」、「あなたの世話しているから」、「面倒見てやっているから」というおごりが少なからずあったのです。

それで、このあり方は、日々使っている手帳に書き写して毎日、読み上げるようにしました。それでも子供には腹が立ちますが、まずは私が変わらねば、子どもも変わりません。

今が頑張り時と信じています。

勘違いしていた!タイプ別のコミュニケーション

整理収納ベーシックコーチでは、人のタイプを行動や考え方から何種類かに分けて、それぞれのタイプに合ったコミュニケーションを取ることを学びます。

人をタイプ別に分けるのは、偏見や決めつけで人を見るのではなく、相手との円滑な関係を作るために行います。

ホント、人って色々です。

あれこれと指示されるのを待っている人がいるかと思えば、指示されると腹が立つ人もいたり、ほめられて喜ぶ人がいるかと思えば、何か裏があるんじゃないか?と逆に不愉快になる人もいる。

そしてこのタイプ別で猛省したのは、自分がゴリラだと思っていたのが、実はリスだったと言う大きな誤解があったことでした。

ちなみに、ゴリラとかリスは便宜上、話しの内容が分かりやすいように使っています。実際のベーシックコーチの講座では、別の名前があります。

話を戻します。自分がリスなのに、一生懸命ゴリラとして子どもに振る舞っていたのです。これも子育てが上手くいかなかった原因だったかもしれません。

そんなことで、整理収納ベーシックコーチを学ぶことで、自分を見つめ直し、子どもとの関係を改めていく方法が見つかりました。

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片づけに始まり、心にたどり着く

整理収納アドバイザーは、元々片づけられないことで始めた勉強ですが、最終的には心にたどり着きました。

私の育った環境はかなり酷く、祖父が酒乱で家庭内暴力をふるい、父はその父である祖父の影響でアダルトチルドレン。父の子育ても暴力でした。
そして母親はヒステリックな性格。

私は、暴力とヒステリーの中で育ちました。

そのような環境でしたから、高校時代は鬱病気味。気持は毎日塞ぎ込んで真っ暗でした。ちなみに、高校時代の友だちは1人もいません。

当時の私は、家の中で猫と遊ぶことだけが楽しみでした。

この時点でかなり危ない女子高生ですね。

鬱状態が酷くなったとき、その猫の毛に火を付けてるという危険な遊びに興じるようになったのです。

猫の毛は火がついてもすぐに消えるので大ごとにはなりませんでしたが、今思えば、かなり深刻な状況でした。

当時は、病院に行くなどという考えもありませんでしたから、なぜこんなに苦しいのか?まったく分かりませんでしたし、親に言っても相手にしてもらえませんでした。

それでも家を出てから、色んな出会いがあり、数十年の時を経て、育った環境で傷ついた心を乗り越えたと思っていました、

しかし、子育てで、眠っていた当時の記憶が蘇ってきてしまったのです。

それが、私の子育てにつながります。

恐ろしいですね。

今が一番大変な時期だと心得、もがいて頑張るしかありません。

部屋の片づけはある程度目処がつきましたから、今後は心のガラクタ(過去の記憶)を淡々と片づけて行きます。

心のガラクタは、百害あって一利なし。

過去のトラウマは、バケモノでしかないです。