シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

なぜ、おしゃれな収納スツールは、ゴミ箱になってしまったのか?

数年前というか、ずいぶん前におしゃれドラム缶タイプ収納スツールを購入しました。

収納スツール

当時、狭いダイニングキッチンの収納を何とかしたいと考えていたところ、雑貨屋さんで見つけて、ワクワクした気持で持ち帰ったのです。

それから10年以上経過。
そのドラム缶タイプの収納スツールはゴミ箱と化していました。

なぜ、収納スツールはゴミ箱になってしまったのか?
その理由と対策をご紹介します。

スポンサーリンク

 

おしゃれな収納スツールがゴミ箱と化した3つの理由

今でも、このようなドラム式の収納スツールが売られているのですね。

中でも椅子収納は人気らしく、ニトリやカインズ、イケアなどでメジャーな販売店でも取り扱っています。

しかし、おしゃれに見える収納スツールは、使い方を間違えると汚部屋化にもつながりますので、ご注意下さい。

私が収納スツールをゴミ箱にしてしまった理由は、

  • 1.中のものが整理しにくい
  • 2.ものを隠すための収納として使うと失敗する
  • 3.出し入れしにくい

それぞれ詳しく補足します。

1.中のものが整理しにくい

ドラム缶式の収納は、奥が深く、中のものを整理しにくい、という欠点があります。

下の方に行けば行くほど、上のものに埋もれて何が入っていたのかすら分からなくなってしまいます。

底にある物は、記憶からも薄れてゴミ化。それが積もり重なると、そのスツール収納は、収納では無くてゴミ箱になってしまうのですね。

わが家の収納スツールの中の様子です。

収納スツールの中身

中のものをいったん外に出しました。

収納スツールの中でゴミになったもの

災害用に用意しておいたレトルトや乾物、乾麺などもストックしておきました、すでに賞味期限切れしておりました。

災害用のレトルトなど

その他のものも、どこに入れたら良いのか分からないものをこのスツールに突っ込んでいました。

最悪だったのは、子どもがこっそり隠れて食べていたお菓子のゴミをこの中に入れていたこと。子どもにとっては収納ではなくて、ゴミ箱だという認識になっていたようです。トホホ…

2.ものを隠すための収納として使うと失敗する

ダイニングに収納スツールを利用しようと思ったのは、リビングに散乱するものを隠しておこうという目的でした。その目的が、そもそもの失敗の原因です。

収納は、使うものを効率よく出し入れするための道具なのに、ものを隠すための保管道具だと考えてしまっていたのが大きな間違いでした。

3.出し入れしにくい

ドラム缶の中は、どこに何が入っているのかカオス状態です。底の方に使いたいものがある場合、上にあるものをかき分けてなくてはならないため、取り出しにくいのです。

更に、そのスツールを誰かが使っていると、出したり、しまったりができません。

一石二鳥で使える、便利なもののように見えますが、収納は収納としての役目、椅子は椅子としての役目がきちんとあるので、両方を一緒にしてしまうことで、暮らしにくくなってしまうということにもなりかねません。

結論としては、私のようなズボラな性格の人は、収納スツールは、できれば使わない方が良いと思います。

収納スツールをゴミ箱にしないために注意することとは?

収納スツールは非常にすぐれたグッズですが、使う人が一歩間違うとゴミ箱になってしまうと言う危険もはらんでいます。

今後、収納スツールをゴミ箱にしてしまわないために、次の2点を守ることにしました。

  • 1.その場所で、出し入れするものを入れる目的で使う
  • 2.頻繁に出し入れしないストックや災害グッズを入れておく

以下補足説明します。

1.その場所で、出し入れするものを入れる目的で使う

例えば、現在わが家は、収納スツールをディスクトップパソコンを使うときに利用する椅子として使っています。

そうなると、その収納スツールに入れるものは、ディスクトップパソコンで使うものを入れるとしっくりきます。

キーボードやマウスを収納するのに使えば、パソコンを使うときに出し入れできて非常に便利です。

*トラコミュ*

掃除・整理整頓の悩みや苦労や解決方法はこちら⇒掃除・片付けのコツ

2.頻繁に出し入れしないストックや災害グッズを入れておく

出し入れしにくく、ものの整理をやりにくいので、トイレットペーパーやディッシュなどの日用品のストックを入れておく場所にするか、災害グッズを入れておく場所にしておくのも良いですね。

非常用の水などを保管しておいて、消費しながら補充していくというのも使えると思いました。

収納スツールは買う前に使う目的をよく考えてね

ものの管理が行き届かない状態で収納スツールを使うのは極めて危険とう、わが家の事例をご紹介しました。

「おしゃれ」、「かっこいい」という収納は諸刃の剣の側面があります。手に入れる前に充分考えてから決めても遅くありません。

そう、モデルが着ている洋服がおしゃれだと思って買ってみたけど、自分が着用したら全く別の洋服に見えてしまった。。。という残念なお買い物にならないように。

 1つ教訓が誕生しましたす。

洋服と収納は「おしゃれ」と言う幻想で選ぶな