シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

ものを増やす7つの心理とは?断捨離の「自分軸」の深い意味に気づく

片づけ祭り、日々の断捨離、ものを捨てても捨てても、わが家は、ものが増えてしまいます。

写真は、年末に片付けた場所。ネットショップで購入したものの、段ボール置き場となってしまいました。
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年末に片付けた様子はこちらの記事でご紹介しております。⇒2018年、今年最後の断捨離と大掃除で気づく、情報と生活の悩ましい関係とは? - シンプルライフ物語

 

片づけても片づけてもものが増えている状態だだから、ミニマリストやシンプルライフへの道は遠くなるばかり。

なぜ、私はものを増やしてしまうのか?を真剣に考えたところ、ものを増やしてしまう心も見直す必要があるのではないか?と思うようになりました。

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ものを増やす7つの心理とは?

片づけ本や整理収納関連の本によると、人がものを買う心理行動は次の6つが挙げられています。

  • 1.見栄
  • 2.競争心
  • 3.ストレス発散
  • 4.損したくない、得したい
  • 5.流行
  • 6.欲望

私も、ものを買うとき、増やす時は上の6つのうちのどれかにあてはまっています。

しかし、私はもう一つ、ものを買ってしまう、増やしてしまう、自分の急所という心理を見つけました。

それは、

  • 7.変身願望

変身願望とは、自分以外の別人になりたい。今の人生を捨てて別の人生を歩きたい。そういう気持です。

多分、子どもの頃なら誰でも持っていると思うのですね。

仮面ライダーとか、プリキュラなんかは、まさしく変身して強くなるお話。ワンパターンでもキャラクターや主人公の名前を変えるだけで、何十年も人気番組として君臨し、ちびっ子たちを夢中にさせています。

しかし、成長とともに「別人になるなんてことはできない」「今の自分のままで良い」という自己肯定感も合わさって、だんだんムダな抵抗はしなくなるものなのです。


私の場合、「変身願望」をいつまでも捨てきれずに、今の自分ではない誰かになれるのでは?という気持を未だに諦めきれず、「変身グッズ」にお金を投じておりました。

その結果、ムダなものが増えております。

片づけを本気になるようになって気づいたのですが、ミニマリストさんやシンプルライフを送っている方々は、「変身願望」なんて全く持っていないようです。

この「変身願望」があるかないかで、もの持ち方、買い方がずいぶん変わると推測しました。

なので、まずは私の「変身願望」を捨てることが、これ以上ものを増やさない道なのではないかと気づいたのでした。

ものを増やして、お金を減らしてきた!

私の人生を振り返ると、ものはどんどん増えるけど、貯金は、なかなか増えておりません。

独身時代は自分の貯金が増えないのは、お給料が少ないせいだとばかり思っていました。

しかし、片づけで出てきた、過去に私が購入したもののほとんどは、「変身願望」を叶えるために大金を投じたものばかり。買ったけれど、使いこなしていないもので、高かったがゆえに捨てられなかったものがほとんどでした。

このような「変身グッズ」にお金を投じたために、私の貯金は増えるどころか、一時借金まで作ってしまっておりました。

ものとお金は何が違うのだろう?

ものとお金の決定的な違いは、ものは、時間とともに価値がなくなっていくけれど、お金は時間とともに増えていくことが大きな違い。

銀行に預けても利子がほとんど付かないと言われますが、数十円でも確実に増えて行きます。積立投資だったら、もっと増えています。

片づけて出てきた、「変身グッズ」に投じたお金を、銀行に預けておいたなら、私はどれだけ貯金が増えていただろうと考えると悔やんでも悔やみきれません。。。

消費者と家畜は似ているかも?

ここまで考えて思うのは、企業は、ものに錯覚を与えのが上手ですよね。ものに幻想を与えて、消費者にお金を使わせる。

特に、精神的に未熟な大人が、その幻想に気持が揺らいでお金を使ってしまう。。。

消費者にとっては悪循環ですが、企業にとっては好循環という真逆の回転が起きています。

企業と消費者の関係は、家畜に似ているかもしれません。

家畜は、えさを与えられ、太らされて食肉にされます。

消費者は、ものを与えられて、食肉にされる代わりにお金を企業に差し出す。更にそのお金に税金までつけて政府に上納させられます。

他人のために生かされているというのが、家畜と消費者の共通点。

今の時代、ぼうっとしていると本人の意思に関係なく、「他人軸」に生きてしまうことに。

断捨離のやましたひでこさんが、「自分軸」ということを仕切りにおっしゃるのは、家畜のような消費者ではなく、賢い消費者でいようという意味があるのかもしれません。

どうせ生きるなら、「他人軸」で家畜のように生きるのではなく、「自分軸」で自分の意思で生きた方が絶対に楽しいですよね。

「変身願望」なんて早いこと断捨離して、これからは「自分軸」で生きようと、決意をあらたにしました。