シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

捨てられない机を処分して気づいた、捨てられない、手放せない心理&本音とは?

ずっと、捨てられないでいた処分しました。
自治体の粗大ゴミで300円、椅子もセットだったので300円。合計600円しかかかりませんでした。

今回、捨てられなかった机を処分して気づいた、捨てられない、手放せない心理と本音についてお伝えします。

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なぜ、机を捨てられなかったのか?

ずっと、捨てられなかった机は、私が一人暮らしをしているときから使っていまさした。


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当時、購読していた新聞の折り込みで入っていた、東急百貨店の通販のチラシを見て購入しました。

折りたたみ式なので、狭いワンルームマンションでも邪魔にならないし、机があれば、スキルアップのための勉強ができると考えたのです。

当時は、朝から夜遅くまで仕事で、ほとんど家で過ごす時間がありませんでした。それで、スキルアップすることで現状を変えようとしました。

結局、机が届いても、広げるスペースすらなく、折りたたんだままでしか使えなかったので勉強などできませんでした。

それから間もなく結婚して、ミシンを購入。折りたたみ机はミシンを入れるのにちょうど良く、しばらく使っていました。数年前にミシンは壊れたので手放しました。

ミシンを使わなくなったときに処分したら良かったんですが、「まだ使える」「もったいない」という考えがあったのと、私の作業スペースとして使えたので最近まで使っていました。

そんなこんなで、この折りたたみ机とは、20年以上の付き合いになっていました。

それだけ長く一緒にいると、家族みたいな親近感が生まれてしまいました。

私の独身時代からのパートナーを捨てるなんて考えてもいませんでした。

それでも机を捨てた理由とは?

安い机でしたので、引き出し部分の取っ手が壊れたり、塗装がはげたり、セットの椅子の足底の部分の木がむき出しになって床を傷つけたり、使えなくなってきて、今では物置としてしか機能しなくなってしまいました。f:id:mayusachi:20190922151931j:image

最終的に捨てると決めたのは、新しい机を買って、置く場所がなくなってしまったからです。

新しい机は、デスクトップパソコンを置くこともできて、狭いスペースを有効利用できるものでした。

新しい机を買った時の記事はこちらで紹介しております。よろしかったらご覧下さい。⇒デスクトップパソコンの置き場を見直し、専用机を断捨離。ビフォーアフター公開! - シンプルライフ物語


新しい机を買ったのが、今年の5月くらいでしたから、手放すまで4ヶ月もかかってしまいました。

粗大ゴミとして。

20年間のパートナーがゴミになってしまい、心の整理ができておりません。

まだ使えるものがゴミなる、粗大ゴミの処分場は、現代の屠殺場のようです。

断捨離できないもの、残したいもの ライフスタイルブログ・テーマ

断捨離できないもの、ありますか?⇒断捨離できないもの、残したいもの

大量生産大量消費、大量ゴミ化社会は終わりにしたい

今回、自分のパートナーとして過ごした机をゴミとして手放してしまったことで、思ったのは、

ものをたくさん生産して、たくさん買って、使い終わったらゴミにするという流れは、そろそろ終わりにしたい


私は自称ため込み症ですから、なかなかものを手放せません、捨てられません。

ためこみ症でなくとも、人は、自分の所有物になると、なかなかものを手放せない、捨てられないと言います。

しかし、寄付するとかリサイクルだと、あっさり手放せたりします。

捨てられない、手放せない理由は、要するに、

「まだ使えるものをゴミにしたくない」

それだけだったんですね。


最近は、持続可能な社会の流れを作ろうという動きが出てきていて、今までのように、ものを買って所有するのではなく、借りて返す、サブスクリプションというやり方が出てきました。

サブスクリプション方式でものを手に入れれば、使わなくなったら、メーカーに返すので、ゴミとして扱われることはありません。

そのまま使われなくとも、何らかの形で使われることになりますので、どこかで生まれ変わります。

色んなものを安く手に入れて、使い捨ててゴミにする社会は、もう終わりにしても良いんじゃないかと思いました。

 

大量生産、大量消費、大量ゴミ化社会を本気で終わらせたいです。

あなたは、今のシステム、どう考えますか?