シンプルライフ物語

子育てと自分育て家事、断捨離、片付け、ミニマリスト、宝塚などについてシンプルラフまでの道を綴ります

なぜ、断捨離をするとお金のムダ使いや衝動買いが激減するのか?その3つの理由とは?

断捨離を始めて3ヶ月ほど。
まだまだ、「道半ば」です。
しかし、この3ヶ月で現れた明らかな効果が出たのは、お金使い方。

ムダ使い衝動買いが激減しました。
なぜ、断捨離をするとお金のムダ使いや衝動買いが減ったのか、その劇的な効果を得られた3つの理由をご紹介します。

 断捨離の効果とは?

断捨離は、「ものを捨てる」という意味だと誤解されていますが、実はそんな単純なものではありません。

断捨離の本来の意味を理解し、実践していけばいくほど、その深さに感激し、自分自身の生活への変化が置き、その事実に、ただただ驚いています。

「断捨離を宗教ではないか?」

と言う人もいます。

確かに宗教かも知れません。
ただ、断捨離を「宗教だ」と言ってしまえば、今ある「お金」を軸に考える価値観(資本主義経済)も宗教です。

結局、人生、何に価値観を置くか?
と言うのがそれぞれ違うわけで、今ある価値観から遠ざかれば遠ざかるほど異端扱いされ、それが「宗教」という枠にはめられてしまうのかも知れませんね。

そんな能書きはさておき。

なぜ、断捨離することでムダ使いや衝動買いが激減したのか?その理由は3つあります。

1.断捨離で「増やす」ことに価値を置かなくなった

2.断捨離をすることで、自分軸が太くなる

3.断捨離することで、「出すこと」から考えるようになる

 それぞれ説明します。

1.断捨離で「増やす」ことに価値を置かなくなった

これまで、ずっと「足りない」ことに不安を感じ、そのためにどんどん「増やす」ことで不安が解消されたような気分になっていました。

不便さを解消するために、便利なものを購入。そのおかげで生活が快適になっていくと信じていました。

更に、「もの」だけに止まらず「知識」も「足りない」ために、本や雑誌を大量に買って、本棚をぱんぱんにして自己満足。

結局、増やしたところで使いこなせなかったものは、ガラクタになり、収納という名のゴミ箱で死蔵品として眠り、読み切れなかった未消化本も部屋に積み上がって収拾がつかない現実が起きました。

これは、わが家で起きたことですが、恐らくわが家と似たような状況の家はたくさんあると思います。

しかし、断捨離をすることで、自分自身にとって「不要なもの、不適切なもの、不快なもの」は手放して行きます。手放すプロセスで、

「別にこんなにものが無くても、大丈夫じゃないの?」

と言うことに気づくのです。

この気づきは大きいです。

使わないものや知識が「100」あるよりも、使えるものたった「1つ」ある方が豊かで快適なのですから。

だから、どんなに巧妙に仕掛けられた宣伝にも乗せられず、ムダ使いが減りました。

2.断捨離をすることで、自分軸が太くなる

ものを飼う理由の1つに、「他の人が持っているから」「流行っているから」「取り残されるから」と言うものがあると思います。

時代はどんどん進化しているのに、自分だけ時代遅れのものをいつまでも持ち続けているのは恥ずかしいのではないか?

みんなが持っているし、憧れの芸能人も使っている、だから何が何でも手に入れたい。

そんなことを思って、これまでものを買っていたように思います。

しかし、それは、他人の価値観。自分の生き方や価値観とはまったく違います。

断捨離を行うことで、自分自身の価値観が明確になります。
そして、他人の行動や考えに振り回されないようになっていきます。

自分軸と言うものが太くなり、ぶれなくなっていきます。

この変化は、大きかったです。

そのため、どんなに周りが「良い」と言っても、何度も何度も自分自身の価値観に照らし合わせて考え、手に入れるか、手に入れないかを考えます。

結果的に、衝動買いがなくなっていきました。

3.断捨離することで、「出すこと」から考えるようになる

断捨離は、「捨てること」ではなく「出すこと」です。
「捨てること」も「出すこと」も似ているようですが、まったく違います。

断捨離を始めたばかりの頃は、不要なものを「捨てる」作業がメインになりますが、それは断捨離の入り口に過ぎません。

不要なものがなくなってからが、断捨離の本番です。

断捨離の本番とは、「出すこと」です。
「出すことは、与えることだと」だと、断捨離の提唱者であるやましたひでこさんは言います。

向きあっている相手に何を差し出すか?
どんなご機嫌を与えられるようになるか?

などについて考えるようになります。

もし、何かを、「手に入れる」「購入する」ならば、それを手に入れた末に、相手や社会に何を「与える}のかを吟味していくようになります。

例えば、本一冊購入するにも、この本を読むことで、どんな情報を発信するのか?という出口を考えてから決めます。

結果、ムダなものを買うことがなくなりました。

まとめ

断捨離は、今の行き過ぎた資本主義経済とは真逆の位置にあり、これまでの常識や価値観を手放すことだと思いました。

「お金」という「もの差し」を外したところに、その本質はあるように思います。

それゆえ、「お金」というところに断捨離の効果が最初に現れたのだと解釈しました。

 

まだまだ、断捨離3ヶ月ですが、ここまで価値観や考え方が変わるとは思ってもいませんでした。


これから、どこまで変われるか、これからがもっともっと楽しみです。


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aouei.hatenablog.jp