今年の7月、こんまり流の片づけ祭りを開催。
「人生がときめく魔法の片づけノート」で順番通りに片づけていったのですが、3ヶ月近く経過した今。
とても酷い状態になっています。
なぜ、私は、こんまり流の書類の片づけに失敗したのか?
紙類が捨てられない、片づかない場合、どうしたら良いのか?
書類や紙類の片づけの戦略を立てましたのでご紹介します。
【スポンサードリンク】
なぜ、こんまり流の書類の片づけで失敗したのか?
7月に書類の片づけをした時には、4時間かけて片づけ。
書類に埋もれていた床が出現して、何となく片づいたような雰囲気でした。
こちらの記事がその時の様子です。
⇒こんまり流片づけ祭り、第4回目! chapter4「書類」の片づけを実施して感動したものとは? 自分の部屋編 - シンプルライフ物語
そして、3ヶ月後。
蓋を開けてびっくり。
机周りの所々に紙類が「塚」を作り、机に座ると、頭の中と心の中が混乱して集中できません。
その原因を探った末、次の三つがあると推測しました。
1. こんまり流の片づけでは、書類の分類が広範囲で重要度が不明
2. ノートと手帳は小物類に分類されており、書類の中のものと連携して使っている場合、整理しにくい
3. 書類は全部捨てるのが基本なのでハードルが高い
それぞれ見ていきましょう。
1. こんまり流の片づけでは、書類の分類が広範囲で重要度が不明
こんまり流では、書類の分類は、
「文房具以外のもの全て」
と定義されています。
具体的には、
契約書類、DMなどの郵便物、チラシ、通帳はセミナー資料、カードの明細書、切り抜き、説明書・保証書、給与明細、年賀状など
です。
その中で捨てずに保存するものは、契約書類と残しておきたい書類だけ。
それ以外は全て捨てるルールになっています。
一般的に、書類と言えば「契約書類」のことを言うのですが、こんまり流では、DMやチラシ、セミナー資料なども書類になります。
この分類は、重要度が分かりにくいと言うのが正直な感想。
それならぼ、「紙類」として分類した方が分かりやすいのではないだろうか?
2. ノートと手帳は小物類に分類されており、書類の中のものと連携して使っている場合、整理しにくい
こんまり流の書類の分類では、ノートと手帳は小物類に分類されます。
そのため、書類に分類されている、セミナー資料などと連動したノートや手帳などがある場合、整理しにくいと感じました。
契約書類を除いた、ノートと手帳は紙類として契約書類以外のものと一緒に分類した方がしっくりくるように思います。
3. 書類は全部捨てるのが基本なのでハードルが高い
こんまり流では、契約書類と自分で取っておくと決めた書類以外は基本、全部捨てます。
元々片づけの苦手な私のような人にとって、紙類は、全部重要だと考えてしまいます。
結果、捨てずに全てを取っておく方を選択。紙類を捨てられず、どんどん収拾がつかなくなって行く、というパターンです。
このような理由から、書類、ことに紙類を片づける対策を練りました。
紙類を捨てられない、片づけられない場合のやり方とは?
まず、大前提として、こんまりさんの提唱する「書類」の定義を変更します。
「契約書類」とそれ以外の書類を「紙類」と区別。
重要度の高い「契約書類」から片づけていきます。
片づけの順番は次の通りにします。
0.机の周りには、必要なものだけを置く
1.契約書類を片づける
2.保証書を片づける
3.自分にとって重要度の高い書類とそうでない書類に分類する
詳しく説明します。
0.机の周りには、必要なものだけを置く
まずは、机の上や周りが、紙で散乱している状態なので一刻も早く片づけてスッキリしなくてはなりません。
早急にやることは、机の周りに必要なものだけを置いておくことです、机で行う作業にどうしても必要なものをだけにして、それ以外はどこかに避難させます。
机の上を片付けたレポートです。鬼速で片づけた方法を紹介しています。
⇒【断捨離】集中力が無くなる机(デスク)周りを短時間で片づけ、ビフォー&アフター - シンプルライフ物語
1.契約書類を片づける
契約書類については、会社との契約書がメインになります。
具体的には、
生損保会社との契約書
銀行・証券会社・クレジットカード会社の約款
銀行・証券会社・クレジットカード会社の口座情報
インターネットやモバイル、固定電話などの通信会社との契約書
その他のサービの契約書
契約した会社の会社名と連絡先などは、1枚の紙またはノートに記しておきます。
実践したレポートです。紙一枚で管理した方法を紹介しています。
⇒突然私が死んでも慌てない、重要書類の片づけは、紙1枚で管理する! - シンプルライフ物語
2.保証書を片づける
家電製品や通信機器などの保証書をまとめておきます。
こららの保証書のある電化製品などを1枚の紙またはノートに記して、保証が切れる日付を入れておきます。
3.自分にとって重要度の高い紙類とそうでない紙類に分類する
自分にとって重要度の高い紙類とそうでない紙類を分類します。
重要度の高い紙類を、1枚の紙またはノートに記しておき、いつでも情報が取り出せるようにインデックス化しておきます。
この順番で、書類を改めて紙類の片づけをしていきます。
紙類の片づけは情報の片づけ
結局、紙類の片づけは、契約書類以外は情報の片づけになりそうです。情報は、紙でそのままのカタチで大量に保有しておくものではなく、いつでも取り出しやすいように整形する必要があります。
早急に捨てられない紙類をインデックス化して、いつでも取り出しやすいようにしていけば、紙の情報もムダにならず、優先順位も分かり、捨てる基準もできてくるはずです。
面倒くさい作業ですが、「紙類を捨てられない」ならば、どんな情報が書いてあるのかを、パッと分かるように整理しておく。それがイヤなら全部捨てる。
この究極の選択が、ミニマリストへの登竜門になりそうです。
頭と心を混乱させないためにも、「紙類=情報の片づけ」を大至急終わらせてしまいたいものです。
紙類の片づけはちらにに追記しました。
捨てられなかった、本、雑誌、資料などの紙類を片づける方法、実践したビフォー&アフターを公開 - シンプルライフ物語
書類がスッキリ片付くホームファイリングの方法は、こちらの記事でご紹介しています。
家の書類整理(ホームファイリング)の方法とコツ。ビフォーアフターを公開します。 - シンプルライフ物語